忘れられない誕生日

今日、いや、もう明けてしまい昨日は。
私の誕生日だった。

もうバカボンのパパと同い歳になったので、
自身のみで、ついにな～！とほくそ笑むくらいで、
特別に何かイベントをするわけでもなく、
出かける用事もなかったので、
普段と同じように、家で仕事しつつ、メカブ＆リンと過ごしておりました。

トイレも行きたそうだし、少し涼しめだったので、１７時頃メカブと散歩に。

普段と変わらず、ばぁ～っと走って、大小済まし、ものの１０分程度でガハガハいいだしたので
家に戻って水シャワー、

最近皮膚の状態が悪いので、心臓の薬のほかに、抗生剤も服用中、
シャンプーもできるだけするようにと医者から言われてるので、
一昨日に続き、全身シャンプーふたたび。

そして、ハラヘッタと、そわそわしだしたので、
飯の準備をしに、階下に降りて行った１８時半。

リンとメカブのご飯を両手に持ちつつリビングに戻ると、

いつものように、ご飯前の暴れ遊び、テーブルの上にリン、テーブルに両手をかけて対戦のメカブ、
の図式でなく、

リンはいつもどおりなのに、メカブが床にひっくり返ってバタバタしている。

リンはじーっとその場を動かずメカブを見ている。

慌てて駆け寄ると、

仰向けのまま体が硬直しきって手足は痙攣、

「メカブ！」

と、叫び呼んでも反応しない、顔を見ると、目が左右にゆれ動いて、明らかに眼震を起こしている。

てんかん、という文字が頭に浮かんで血の気が引いた。

すぐに病院に電話して、この状態のまま車に乗せてよいものかどうか訪ねると、
ようやく起き上がりだしたメカブ、でもすごくフラフラしていて、
ハアハアして、よだれも垂れている。
ようやく座ることができるようになったから
水を飲ませようとしたが飲まない。

そのまま病院へ連れていく。

３年前の９月２５日も、このように緊急な感じで病院へ行ったけど、
心臓からくる発作、と診断されたあの日とは
まったく症状が違う。

病院へ行って、発作が始まった直後は見ていないけど、
階下にいたのは５分以内、見始めてから座れるようになるまで２～３分ほど、と、
詳しく状況を説明すると、
やはり眼震のことを指摘して、てんかんなのではと。

抗てんかん剤とステロイドを注射される。

ステロイドは、いきなり、じゃなく、メカブはひどく痒がるので、
半錠のステロイドを１日おき～２日おきに常服しているから、とのこと。

副作用のこわいステロイドだけど、急にやめるのもキケンらしい。

発作が起きなくても、しばらく半錠のステロイドは、心臓薬のバソトップ同様、
毎日ということになった。

帰ってきたらご飯も普通に、というか、いつもどおり興奮して慌てて食べた。

動きも普通になった。

メカブとリンの写真は、ほぼ毎日撮ってるのだが
発作が起きてから今までは、撮ってなかったので、撮らなきゃと思いカメラを取った。



まさにこの場所でぶっ倒れた。



何度も上を見るのが気になる。



歯が出てるよ、何を見たよメカブ！



ようやく眠りにつける感じに。



普段と変わらぬ夜になった。

２００７年９月２５日同様、２０１０年７月１２日は
忘れちゃいけない日になった。

爆弾ふたつ抱えちゃったけど、
しっかり面倒みるからな、メカブ！

本当は、木曜にアップされた新連載のことを書こうと思ってました。
イラストエッセイなので、メカブを描いてます。
ワンコサイト、「わんふぃにてぃ」に、毎月第２・第４木曜にアップされる
「ワンと吠えさせろ」
http://www.wanfinity.com/
次回は、てんかんのことになっちゃうかなあ・・・

ゆかいなものにしたかったんだけどな。

いや、でもゆかいにしてないと、メカブはもちろん、リンだって落ち込むから

やっぱゆかいに描くよ！